事例研究委員報告

「ニュータウンにほしいコミュニティの仕掛け」

梶山 善弘(大阪府)

『新都心構想』
 大阪府の以前の綜合計画で新都心構想3箇所(千里中央、東大阪、堺中百舌鳥)の中で唯一、集積が達成されている。

『手狭な交通空間』
 しかしニュータウンとして建設されたせいか、設計が少し古く、現在の車社会にあっては交通空間としては手狭な状況となっている。住宅の建て替えの議論は色々あるが中央ターミナルとしての千里中央の交通空間の再整備は大きな課題の一つとして認識すべきであろう。

『高知県土佐町第3セクター土佐産商』
 多様なサービスの供給例としてこれからふさわしい施設として興味深い。高知産の産地直送の木材の活用とNTの木造住宅の促進の一石二鳥の試み。ただし3セク経営は順調ではない。


 
『近隣センター』
 中心市街地問題と共通の課題。店の魅力の欠如と大型郊外店の進出。しかし高齢化の中で高齢者へのサービスの低下が懸念。生鮮食品も供給されるコンビニ的なミニスーパーのイメージの店舗構成ができないか。


 また風呂屋さんが経営が立ち行かなくマンションに建て代わっている例もある。


『街角広場』
 喫茶店がなくNPOが経営するこの街角広場でお茶が飲める。ここは喫茶店の代わりというよりかは人々の交流場としての意味がある。
 オープン時間は午前11時から午後4時までで予約すれば夜も使える。料金は決まっていない。利用者のカンパによる。


外観


内観

カンパ箱

情報交換の掲示板

 日本にはイギリスのパブみたいな施設が無いですね。単なる居酒屋でなく酒やコーヒー飲みながら話ができるような施設が。こんな街角広場が夜もあればと思います。でも会社人間的な人はこんなところで酒はのみませんよね。地域のコミュニティーが無ければ意味がありませんが鶏と卵の関係でこんな施設があればコミュニティーが形成されることになるかもしれません。


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