地場産業を活かしたまちの演出と産業の活性化の取組(染めのまち本能の取組)
1.趣旨
京都、特に都心部では、地場産業が地域を支える大きな役割を担ってきた。
本能学区においては、染めのまちとして多くの職人がまちに住み、そこで働きまちを支えてきた。
しかし、バブル崩壊に伴う景気の低迷により、廃業される方が増え、特に工場がマンションに次々に変わるという現象が起り、地域コミュニティが急激に弱体化していった。
そこで、地域の有志がまちづくり委員会を立ち上げ継続したまちづくり活動(特にマンション住民も含めた地域コミュニティの再生)に取り組まれている。
また、当初はまちづくりと生業ということに一線を引かれていたところがあったが、生業が元気になることでまちも元気になるというスタンスで最近は染めを活かしたまちの演出や新たな学区でのブランドづくりに取り組まれている。
11月と3月の伝統産業の日(春分の日)に学区をあげたイベント(暖簾によるまちの演出、職人さんの工房の一般公開 等)が行われている。
そこで、3月の伝統産業の日にイベントに参加するとともに、周辺地域のまち歩きを行い、地場産業を活かしたまちの演出と産業の活性化の取組について学ぶ。
2.当日のプログラム
○日時 平成20年3月20日(木・祝日)午後2時〜
○集合場所 本能館正面入口
○スケジュール
2時〜4時 本能学区のイベント参加(公開工房ツアー、その他展示等の見学)
4時〜5時 周辺地域のまち歩き(2月11日公開事例研で報告のあった明倫学区も含めて京都都心部のまち歩き)
5時〜7時 意見交換会
東山・花灯篭