海外都市計画交流会
2011年 台湾

 本年度は、台湾中部の嘉義県及び南投県を訪れ、2009年台風第8号による「八八水災」からの復興事例(達那伊谷自然バイオ村)を視察したほか、1999年「921大地震」からの復興事例(南投県埔里鎮桃米生態村)を視察した。さらに、國立聯合大學を訪問し、台湾の研究者と防災計画、危機管理計画について意見交換を行った。小規模な集落の大規模な災害からの復興について、少数民族の文化振興や環境保護活動をからめるなど、非常に示唆に富む事例を視察することができた。交流内容の概要は以下の通りである。

◆参加者
荒谷一平(兵庫県)/大島洋一(日本生命)/柴田 祐(大阪大学)/壽崎かすみ(龍谷大学)/山崎義人(兵庫県立大学)/野村理恵(北海道大)/柴田茉莉子(主婦)

◆交流内容の概要
9/24(土)
  2009年台風第8号による「八八水災※1」の被災地復興事例を視察
   行政院災後重建推動委員会 PJリーダー黄正聡博士、陳佩伶主任
    嘉義県復興住宅(日安社区)見学
    達那伊谷自然バイオ村視察、意見交換
    嘉義県仮設住宅(楽野八八新宅)見学
    YUYUPAS見学(原住民の文化部落)
    ※1深層崩壊による土石流が多数発生、死者・行方不明699人、流出家屋1,766戸
9/25(日)
  1999年「921大地震※2」の被災地復興事例を視察
    南投県埔里鎮桃米里 桃米生態村視察(鷹取ペーパードーム移築先)
    財団法人新故郷文教基金会の廖嘉展理事長へのヒアリング
    ※2死者・行方不明死者:2,444人、南投県、台中県に被害が集中
9/26(月)
  國立聯合大學 訪問
    山崎、荒谷、柴田がそれぞれ東日本大震災についてプレゼン
    ケ慰先准教授(災害防救科技研究センター)が防災計画、危機管理計画の台湾での取り組みについてプレゼン
    意見交換


◆帰国後意見交換会の概要
帰国後、10月28日(金)に意見交換会を開催した。詳細については、各自の報告資料を参照していただきたい。

◆その他
行政院莫拉克颱風災後重建推動委員會 日本學者來台交流 行政院重建會贈書 2011/09/24
中央社即時新聞 CNA-NEWS.COM 日本學者來台交流 行政院重建會贈書


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